藤沢和雄調教師引退と引き継ぎ

コラム

いよいよ今週末で調教師を引退される名伯楽・藤沢和雄調教師。
リスペクトの意味を込めて実績の確認と個人的な思い出を綴ってみたいと思います。

藤沢和雄プロフィール

1951年9月22日、北海道生まれ。
JRA美浦所属の調教師。
1988年の厩舎開業
1995年から2009年までの間、11度のJRA賞最多勝利調教師を獲得。
通算勝利 1568勝
重賞勝利 129勝(海外3勝含む)
G1級勝利 35勝(海外1勝含む)

藤沢和雄厩舎のG1勝利馬

シンコウラブリイ 1993年マイルチャンピオンシップ
バブルガムフェロー 1995年朝日杯3歳ステークス、1996年天皇賞 (秋)
タイキブリザード 1997年安田記念
シンコウキング 1997年高松宮記念
タイキシャトル 1997年マイルチャンピオンシップ、スプリンターズステークス、1998年安田記念、ジャック・ル・マロワ賞、マイルチャンピオンシップ
スティンガー 1998年阪神3歳牝馬ステークス
シンボリインディ 1999年NHKマイルカップ
ゼンノエルシド 2001年マイルチャンピオンシップ
シンボリクリスエス 2002年天皇賞 (秋)、有馬記念、2003年天皇賞 (秋)、有馬記念
ゼンノロブロイ 2004年天皇賞 (秋)、ジャパンカップ、有馬記念
ダンスインザムード 2004年桜花賞、2006年ヴィクトリアマイル
スピルバーグ 2014年天皇賞 (秋)
ソウルスターリング 2016年阪神ジュベナイルフィリーズ、2017年オークス
サトノアレス 2016年朝日杯フューチュリティステークス
レイデオロ 2017年日本ダービー、2018年天皇賞 (秋)
タワーオブロンドン 2019年スプリンターズステークス
グランアレグリア 2019年桜花賞、2020年安田記念、スプリンターズステークス、マイルチャンピオンシップ、2021年ヴィクトリアマイル、マイルチャンピオンシップ

Mr.BC思い出のレース

こうやって見るとまースゴイ名馬ばっかり。
去年引退したグランアレグリアも強かったですが、2002年、2004年の秋のG1をこれでもかってくらい勝ったシンボリクリスエスとゼンノロブロイの2頭も凄かった。

個人的に印象に強く残っている馬は、1998年阪神3歳牝馬ステークスを勝ったスティンガーですね。
連投だったんですよね。(連投とは2週続けてレースを使うこと)
当時、連投でG1を勝つってイメージほぼなかったですね。オグリキャップが連投でジャパンカップ2着でしたけど、3歳牝馬(今でいう2歳牝馬)でしたし、まだデビューから1か月しか経っていない馬。勉強させていただきました。

藤沢和雄厩舎 引き継ぎ

今週末をもって藤沢和雄厩舎は解散となるわけですが、所属している馬達やスタッフさん達はどうなるのでしょう?
ググってみると、どうやら去年調教師試験に合格した元騎手の蛯名正義厩舎が新しく開業して、スタッフさんの多くが蛯名正義厩舎に移るみたいです。
となると馬達もほぼ蛯名厩舎に引き継がれるんでしょうね。たぶん。
蛯名正義調教師はこの1年藤沢和雄調教師の元で修行し学んでいたようですので、藤沢イズムは今後も引き継がれていくんでしょうね。

コメント

タイトルとURLをコピーしました