ＪＲＡ（日本中央競馬会）の馬券をインターネットで買うためには、「A-PAT」「即PAT」「JRAダイレクト」の３つの方法があります。
「A-PAT」と「即PAT」は銀行口座に入金しておいて馬券を買う方法。
「JRAダイレクト」はクレジットカードを使って馬券を買う方法です。
それぞれの詳細はＪＲＡの公式サイトで紹介されています。
>>ＪＲＡ公式サイト 電話・インターネット投票はじめての方へ
「A-PAT」と「即PAT」はどちらも銀行口座を使った投票なので似ています。でも利用者目線で言うと大きな違いがあります。ＪＲＡ公式サイトでは、そこがイマイチ分かりにくいと思ったのでその点だけご紹介したいと思います。
インターネット投票と電話投票
簡単にPATの歴史から言うと先に「A-PAT」ができて、後に「即PAT」ができました。
「A-PAT」ができた時代はまだ今ほどインターネットが普及していない時代で、電話でも馬券が買えました。ファミコンを使った投票なんてのもありましたが、今はさすがに無くなったみたいですね。
「A-PAT」はインターネットと電話投票、両方ができます。
「即PAT」はインターネット投票のみになります。
未だに電話投票する人もいるんでしょうが、ネット投票するならどちらでもＯＫです。
使える銀行口座が違う
「A-PAT」と「即PAT」の大きな違いの一つが使える銀行が違うという点です。
PATをするためには銀行に口座を作らなくてはなりませんが、それぞれに使える銀行が異なります。
A-PATができる銀行
みずほ銀行、三菱UFJ銀行、三井住友銀行、りそな銀行、東邦銀行、第四北越銀行、広島銀行、福岡銀行、北洋銀行
即PATができる銀行
PayPay銀行（旧ジャパンネット銀行）、楽天銀行、三井住友銀行、三菱UFJ銀行、住信SBIネット銀行、ゆうちょ銀行、りそな銀行、埼玉りそな銀行、auじぶん銀行
銀行に入金するタイミングが違う
「A-PAT」と「即PAT」の最大の違いは銀行に入金するタイミングが違うという点です。
具体的に言うと、「A-PAT」はお金を金曜日までに銀行口座に入金しておかないと馬券を買えません。
「A-PAT」にはロック期間と言うのがあって、競馬が行われる土日は入出金はできません。
金曜日までに入金しておいたお金で競馬が行われる土日に馬券を買い、儲かれば月曜日もしくは火曜日に入金されて戻ってくるという流れです。
一方「即PAT」は土日に銀行口座に入金しても、すぐに馬券を買うことができます。だから「即PAT」と言う名前なんですね。
これは馬券を買う側からすると大きな違いだと思います。
入金も儲かれば通常は日曜日の夜には振り込まれるのですが、そこまで待てないという場合でも自分で出金処理をすればすぐにお金が戻ってきます。
なので「A-PAT」か「即PAT」か迷ったら「即PAT」をおすすめします。
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