JRA競馬場の特徴

競馬講座(初心者向け)

JRA日本中央競馬会のレースが行われる競馬場は全国に10か所あります。
定期的に開催時期を替えながら、その中の2~3か所の競馬場を使用し毎週末レースが行われます。

それぞれの競馬場の場所や特徴はJRAの公式サイトで詳しく説明されていますが、私なりに簡単に特徴をまとめてみました。
JRA公式サイトはこちら

札幌競馬場

北海道に2場ある内の一つが札幌競馬場です。開催される時期は夏のみ。
右回りでフラットなコース形態。
芝生の種類がオール洋芝というのが特徴で、そのためヨーロッパ系の血統の馬が強い傾向がある。

函館競馬場

もう一つの北海道の競馬場が函館競馬場。こちらも夏のみ開催される。
芝の種類も札幌競馬場と同じオール洋芝で、同じくヨーロッパ系の血統の馬に注目したい傾向があります。
右回りでもあり北海道の2場は似ていますが函館競馬場の方は直線に3.5メートルの坂があります。

福島競馬場

春から秋にかけて年3回開催されるローカル競馬場。
春と秋の開催は中央(中山、東京)で大きなレースが開催されている裏開催で、多くの若手騎手が武者修行に参戦します。
右回りの小回りフラットコースで、開催後半の芝コースは傷みが激しくなる傾向がり荒れるレースが多い印象。

新潟競馬場

福島競馬場同様、春から秋にかけて年3回開催されるローカル競馬場。
左回りでフラットなコース形態。
新潟競馬場の特徴は日本一長い直線コース。芝質が軽くレースタイムが速い日本一の高速競馬場です。
トラックを周回しない直線だけのレースが行われるのは日本ではここ新潟競馬場だけ。

中山競馬場

右回りで直線の長さは310mと中央開催が行われる競馬場としてはやや短め。
最後の直線には約5mの急坂がありパワーが要求される。
開催されるG1レースは有馬記念、皐月賞、スプリンターズS、ホープフルS、中山グランドジャンプ、中山大障害

東京競馬場

左回りで直線が約500mと長い大回りコース。
大回りコースのため器用さよりも純粋に能力の高い馬が高パフォーマンスを発揮しやすいコース。
開催されるG1レースは日本ダービー、オークス、NHKマイルC、安田記念、ヴィクトリアマイル、天皇賞(秋)、ジャパンカップ、フェブラリーS

中京競馬場

左回りで直線も約400m。
直線には3.5mの坂がありますが、どちらかと言うとフラットに近いコースと言えると思います。
開催されるG1レースは高松宮記念、チャンピオンズC

京都競馬場

右回りでレースの距離によって内回りコースと外回りコースの2種類を使い分けるコース形態。
3コーナーから4コーナーにかけて坂を下る形状になっていて加速しやすいので早仕掛けしすぎるとスタミナ切れの可能性も。
現在改修工事中で代替開催は阪神競馬場で行われている。リニューアルオープンは2023年春の予定。
開催されるG1レースは天皇賞(春)、菊花賞、秋華賞、エリザベス女王杯、マイルチャンピオンシップ

阪神競馬場

京都競馬場同様、右回りでレースの距離によって内回りコースと外回りコースの2種類を使い分けるコース形態。
芝外回りの直線は約470mと長く、ゴール着前には2.4mの上り坂があります。
開催されるG1レースは桜花賞、阪神JF、宝塚記念

小倉競馬場

冬、夏、夏の後半と年3回開催されるローカル競馬場。
右回りの小回りフラットコースで、開催後半の芝の傷み具合も激しく福島競馬場と似た印象。
裏開催時は若手騎手が武者修行にやってくるという点も福島競馬場と同じイメージ。

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