ミスターシービー

競馬メモリー

1983年、シンザン以来19年振り皐月賞、東京優駿(日本ダービー)、菊花賞を制した三冠馬。
そして私が小学生時代に強烈な印象を受け初めて覚えた競走馬です。

その強烈な印象とは、最後方からの追い込み脚質だったことです。
小学生時代の記憶なのでほぼうろ覚えですが、最後の直線で後方からごぼう抜きして勝つ姿に強烈に惹かれました。

当時小学生ですから身近には運動会という行事があります。
でも校庭のトラックを直線だけでごぼう抜きするというのは自分には想像外でした。
それが「馬ならできるのか!」というのが驚きだったわけです。
その後、馬券を買わないまでもテレビで競馬を見るようになったわけです。

ミスターシービーは古馬になってからは翌年の天皇賞(秋)で勝利しG1四冠を達成していますが、古馬になっての勝利はその1勝のみ。
なぜなら1歳年下に強烈なライバルが登場するから。その馬の名は後に皇帝と呼ばれるシンボリルドルフ。
シンボリルドルフの登場も私の競馬人生に大きく影響を与えますが、その話は後日にしたいと思います。

ミスターシービー血統

父:トウショウボーイ
母:シービークイン
生産:千明牧場
馬主:千明牧場
調教師:松山康久(美浦)
主戦騎手:吉永正人

ミスターシービー生涯成績

1982.11.6 東京芝1600m 3歳新馬 1着
1982.12.4 中山芝1600m 黒松賞 1着
1982.12.25 中山芝1800m ひいらぎ賞 2着
1983.2.13 東京芝1800m 共同通信杯4歳S 1着
1983.3.6 中山芝1800m 弥生賞 1着
1983.4.17 中山芝2000m 皐月賞 1着
1983.5.29 東京芝2400m 東京優駿(日本ダービー) 1着
1983.10.23 京都芝2000m 京都新聞杯 4着
1983.11.13 京都芝3000m 菊花賞 1着
1984.10.7 東京芝1800m 毎日王冠 2着
1984.10.28 東京芝2000m 天皇賞(秋) 1着
1984.11.25 東京芝2400m ジャパンC 10着
1984.12.23 中山芝2500m 有馬記念 3着
1985.3.31 阪神芝2000m サンケイ大阪杯 2着
1985.4.29 京都芝3200m 天皇賞(春) 5着

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